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Research Center for DEsigning
Social Innovation in Global Network

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06

2030

Future scenario

「あえて接続しない」権利が社会的に尊重される

時間・空間のボーダレス化の反動として、あえてシェアしない、知らない、関わらないことの価値が評価される社会になる。そのような社会の基礎的インフラとして、すべての人が個人に紐付いた巨大なデータベースを所有するようになる。そこに個人がインターネット空間から離脱している間に流通する当人にとって不可欠な情報がすべて保存される。そして、インターネット空間に復帰する際に、そこから必要な情報だけを取り出すことができる。そのようなシステムが構築されることで、インターネット空間からの離脱コストは著しく低下する。

変化のポイント
(これまで)
「繋がる」ことがもたらす集団性・同質性の拡大
変化のポイント
(これから)
「繋がらない」ことによる個別性・異質性の再発見

技術的・社会的な課題
(研究課題を含む)

  • 個人がインターネット空間から離脱することで生じる損失を軽減するような技術的システムの構築。

大学に期待される役割
(研究以外)

  • 公共財としての「インターネット解放区」(物理的な空間)を社会に提供する。