08
2040
仕事や働き方が、個人の嗜好に即して自由に選べるようになり、人々の生活はより「個人」化するとともに、通勤や会議に縛られる時間が減少していく。自宅で過ごす時間が増え、生活がほぼ家の中で完結すると同時に、住まいも地方へと移転する。社会の最小単位としての「家族」のあり方や、それがもつ社会的役割・機能も変化する。例えば、政治の役割は、企業や東京のような大きな集団の利益にではなく、家族や地域のような小さな集団の利益に資する政策を打ち出すことに見出されるようになる。
技術的・社会的な課題
(研究課題を含む)
大学に期待される役割
(研究以外)