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18

2060

Future scenario

宇宙におけるゼロベース都市開発が始まり、宇宙での快適な暮らしが実現する

宇宙空間や月面などの、何もないところにゼロベースで都市を開発できることを活かして、人々の希望を反映した特色ある居住環境が整う。さらに、資源とエネルギーの供給も安定的に行えるようになり、宇宙での快適な営みがデザイン可能な時代になる。地球の居住環境も、宇宙との比較から、より地球の自然を生かした魅力的なものになる。

変化のポイント
(これまで)
地球において、自由発展的に都市が形成されている
変化のポイント
(これから)
宇宙において、人の考え方や都市の環境をデザインし、開発された都市ができている

技術的・社会的な課題
(研究課題を含む)

  • 宇宙におけるエネルギー開発・環境開発・都市開発のノウハウの獲得と発展。
  • 宇宙での生活・地球での生活を選択するにあたっての基礎知識の提供と支援。
  • 地球居住と宇宙居住の人たちがお互いに尊重しあえる環境の整備。

大学に期待される役割
(研究以外)

  • ゼロベースで都市開発を行う際の基礎的設計の教育と研究を行うとともに、宇宙に関する基礎研究・応用研究を振興。
  • 宇宙キャンパスを設置し、地球との遠隔講義システムをつくる。